こんにちは、ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。
今回も自然療法について、もう少しお伝えさせてください!
動物自然療法を学ぼうと思ったきっかけ
私が自然療法に興味を持ったのはドイツに住んでからなので、6年前くらいのことです。
きっかけは、動物のために何かしたいのに動物保護のボランティアくらいしか方法を思いつかなかった私に、ドイツでお世話になっていた獣医の先生が「動物自然療法の勉強してみたら?」と勧めてくださったことでした。
こんなに興味深くて役立つ自然療法の存在を教えてくださったこと、先生には本当に感謝しかありません!!✨
自然療法は不思議な治療法?
6年前の私のように自然療法という言葉自体をあまり知らない方からすると、まずもって「なに?」という素朴な疑問から始まると思います。
そしてネットで調べれば調べるほど・・・、「なになに、これ怪しくない!?」と思う方も出てくると思います。
実際、科学的根拠のない治療法だと全否定するお医者さん・獣医さんも多くいらっしゃいます。
が、その反対で現代医学の力だけでは手に負えない不調や病気を自然療法で改善できると主張するお医者さん・獣医さんもいらっしゃいます。
なにをもって「怪しい」とするのか、そこらへんが複雑になってきますが、私自身、「自然療法って怪しくない?」と言われても仕方ないのかなぁと思う部分があります。
なぜなら、自然療法を行う・受ける場合は、目に見えないものを存在していると認めることが必要になってくると思っているからです。
いろんなタイプの施術者の存在
これは本当に自然療法の世界をかじったばかりのひよっこな私の個人的意見ではありますが、自然療法の施術者にはいろんなタイプの方がいらっしゃいます。
いわゆるスピリチュアルなものがお好きな方はとても多いです。
ドイツの学校でもそれを強く感じました。
私はスピリチュアルが良いとか悪いとか語る気は毛頭ありませんが、自分はスピリチュアルなこと、全然知りません。
なのでレーキは使えないしヒーリングもできません。
でもスピリチュアリティある方って目に見えないものを信じる気持ちが強いですよね?
なので施術にもバラエティーがあるうえ、説得力があるんです。
私はどちらかといえば懐疑深いタイプなので、正直、学校で教わったものでも自分には合わないなぁと思った自然療法もあります。
では自分はなにをもってこの科学的根拠のない治療・ケア方法を実践するのか?
伝統医療は経験と叡智の結集体
私の重きは、昔から今日まで人々が大切に伝承してきた伝統医療、その経験と叡智にあります。
全く、もしくはほとんど治療の効果がないものを一生懸命後世に残そうとは思わないのではないかな・・・。
だからそれぞれの自然療法は試すに値するのだと思っています。
私にはハンドパワーも第6感的な能力はありません。
残念ながらアニマルコミュニケーション能力もないです(話せたらどんなにいいんだろう!!)。
なので私ができる自然療法の種類はあまり多くはありません。
スピリチュアリティのある施術は決して否定はしていませんが、ただ私はそれができないというだけです^^
要は何が言いたいかというと、現代医療と違うことを試してみたいという方で自然療法に興味を持ってくださった方々がいるとします。
恐らく調べれば調べるほど、ネットには治療失敗事例などの怖い情報やら、やたら自然療法しか信用してはダメだという逆の情報もあったりで・・・、結局試すのをやめてしまうなんてことが起こってそうだな~と、想像しています。
あくまで想像で、なんの“根拠”もありませんよ!
でももしそういう方がいらっしゃったら、是非知って頂きたいです。
いろんな現代医学のお医者さん・獣医師さんがいらっしゃるように、いろんなタイプの自然療法の治療家やお医者さん・獣医さんがいらっしゃいます。
全部ひとまとめにせず、まずは試してみて、その治療家が合わなければ別の治療家、その治療法が合わなければ別の治療法といったようにしていくと良いと思います。
科学的根拠がなかろうが怪かろうが、治ればいいじゃない!
これが私の本音です(笑)
個々のセラピー
要はいろんな治療家さんがいろんな考えのもといろんな治療法をやっていますよ~ということをお伝えしたかったのですが、ついでに言うと自然療法はindividuelle Therapie(個々のセラピー)です。
人それぞれ、動物それぞれ個人差・個体差があります。
現代医学の薬は普遍性があり、より多くの個体に効果が発揮されます。
が、残念ながら思ったような効果が出ない事例もあり、その事例に当たった人や動物は、あまり良い解決策が見つからないまま長く苦しんだり、疲れ果ててしまったりしているのです。
そういった方々や動物さんに自然療法は新たな治療の可能性を提供できるのです。
もちろんそれでも不調がなかなか解決できなかったりするかもしれませんが、新たに「試す」ことができる。
「個々のセラピー」
いい響きだなぁと思います。
今日、動物病院含め一般医療の診察時間は一件あたり数分程で、非常に短い時間で流れ作業のようにこなされていきます。
今後、個々により焦点を当てた治療・ケアが求められていくのは必至だと、私はひしひしと感じています。
皆さんもそう思いませんか^^?
本日もご訪問、ありがとうございました!