皆さんこんにちは!トナリノの野原です。
今回はトナリノコラム第12弾をお届け致します!
お知らせ
①第2回オンラインセミナーは4月23日(土)に無事終了致しました。
講師の速水尉宏先生はじめ、ご参加された方々、誠にありがとうございました!
トナリノセミナーは不定期開催です。次回開催が決定したらまたお知らせ致します。
②5月は2つのドッグカフェさんにて、ソフトレーザー/棒灸の体験会を開催致します!
★5月4日(水祝) 阪急塚口駅近くの「ぷちぷちアンサンブル」さんにて
トナリノのソフトレーザー/棒灸体験会 atぷちぷちアンサンブル
★5月19日(木) 阪神西宮駅近くの「れおずかふぇ」さんにて
トナリノのソフトレーザー/棒灸体験会 atれおずかふぇ
各日ともご予約可能枠が残り少しとなっております。
詳細は各カフェさん、またはトナリノまでお問い合わせください!
③5月22日(日)靭公園のバラ祭ミニステージにて、おうちの子のQOLをあげるためにできることとして、棒灸、マッサージ、手作り知育トイの紹介デモンストレーションを行います!
詳細決定次第、再度ご案内致します^^
トナリノ初のイベント参加です。30分以内のミニステージではありますが、ドキドキ・・・。
では、本題に参りましょう!
と言いたいところですが、今回初めてトナリノコラムをご覧になる方も多いと思います(前回までは鍵つきの限定公開でした)。
ということで、今回は改めてトナリノのご紹介をさせて頂きます^^
トナリノって何?
トナリノは、THP-NoharAが提供しているサービスの名前です。
名前には「愛犬愛猫の一生を共に見つめ、彼らとの相互理解・QOLの向上を目指すため、その子その子に合ったケアを飼い主さんの隣でアドバイスする人間でありたい」という想いが込められています。
飼い主さんが日々愛犬さん愛猫さんと暮らす中で、不安やお悩みごと、心配ごと等を気軽に相談したりお話できるような関係でありたいと考えています。
なのでトナリノです。
余談ですが、THP-NoharAのTHPはTierheilpraktiker(動物自然療法士)というドイツ語の略語です。
屋号はこちらになりますが、トナリノの方が親しみやすいのでいずれ屋号は変わるかもしれません^^
ロゴの意味
トナリノはメインカラーをオレンジとしています。
温かい色合いで明るくて、動物との共存・共生にぴったりなイメージカラーだと私は考えているのですが、オレンジ色はなんと一部のセラピー領域では癌細胞の転移抑制に有効だという研究結果も出ているそうです。
有効性に関してはまだまだ検証されるべき段階ではありますが、非常に厄介な病気である癌にも対応できる、とても力強い色なのです。
そしてこのロゴの意味ですが、以下、デザイナーさんより説明頂きました。
「トナリノのマークは、3本の線が細い線でつながっているシルエットです。太い線は「犬or猫」「飼い主」そして「THP-NoharA」の三者をあらわしており、それらがほどよい距離を保ちながら糸のような細い線でつながっています。
古代から人間とともに暮らしてきた犬猫は甲骨文字にも登場し、それらは頭に「前足、後足、しっぽ」をあらわす線が書かれただけのとてもシンプルなものでした。きっと、動物と共に暮らしていた当時の人は、削ぎ落とされたシンプルな線の描写でも犬猫の形や手触り、その愛らしさを十分にイメージすることができたのだろうと思います。
その、各々が一番身近な犬猫を自分のなかでイメージする様子がなんだかとても素敵だなと感じ、抽象的なデザインを提案することにしました。」
そう、この「ノ」の3本線は動物、飼い主、そして私だったんですね。
私このロゴ、とっても気に入っています。
これからも大事にしていきたいし、もっとたくさんの方々に愛されるロゴにしていきたいです!
トナリノのサービスは大きく分けてニ方向
トナリノの大目標は、人と動物がより良く相互理解し合い、より良く共同生活できるようにすることです。
そのために自分ができることは可能な範囲で、全力で取り組みます。
今具体的に行っているサービスとしては以下の2点がメインとなります。
①動物自然療法を中心とした訪問施術/ケア(神戸~大阪の範囲内が中心)
ドイツで学んだ動物自然療法と日本で学んだマッサージ等を組み合わせ、訪問施術を行っています。
実際にソフトレーザーやお灸をすることができるので、特に闘病中の子やシニアの子のサポートとしてケアを行っています。
②オンライン/メールにてケア方法や環境設定のアドバイス
犬猫を飼うのが初めて!動物との生活で悩み事ができた!という方を中心に、オンラインにて状況のヒアリング~解決へ繋がる方法のご提案を行っています。
その他、ご要望・内容に応じてペットシッターや訪問看護等も承っております。
なぜ相互理解とQOL向上を目標としているのか
私が動物の分野に強い関心を持った原点は、中学生時代にたまたま目に入った新聞記事でした。
そこには捨てられた犬猫がたくさん殺処分されているという、衝撃的な事実が記載されていました。
幼い頃から動物が好きで、野良猫や野良犬が子供を産んだ、亡くなったなどの話はちょくちょく見聞きしていたものの、まさか自分で犬猫を買って(またはなんらかの経緯で飼って)自分で動物を捨てる、保健所に持ち込む人がいるだなんて。
しかもそれが(当時は)想像を大きく上回る多さだったことに衝撃を受けました。
そこから動物保護や動物愛護に強く興味を持ち、高校の頃からなにかしら自由課題が出たら動物保護について調べて発表していました。
ドイツの動物保護事情が気になって仕方なかったので大学はドイツ語が学べるところへ。
大学に入ると動物関係のボランティアや動物保護施設見学、セミナー参加、動物愛護センター見学など、自分の思うままに行動していました。
ちなみに卒業論文のテーマは「ドイツ人と日本人の動物観 ~「家族」としてのペットとは~」でした。
社会人となり、一時は動物関係のボランティアや勉強から離れましたが、やはりドイツの動物を巡る仕組みを知りたくて渡独することにしました。
ドイツでは憧れのティアハイムベルリンでボランティア活動、そして非常勤の飼育職員となりました。
ドイツでの暮らしの中で見聞きし学んだドイツの動物を取り巻く環境は、素敵でもあり現実的な部分もあり、非常に勉強になりました。
ドイツでの経験を通して思うこと。
ドイツや海外での動物を取り巻く環境が全て理想的なわけではありませんが、やはりそれでも日本も是非そうであってほしい、日本人の意識を変えたいと感じる部分が強くありました。
ドイツから帰国したときには、日本の動物事情もかなり様変わりしていました。
保護動物を家族に迎えようとする方がとても増えており、殺処分数も随分減っていました。日本で懸命に活動されていらっしゃる方々の努力の賜物でした。
だけどまだ聞く。
動物を遺棄する、権利放棄する悲しい話。
飼い主がいるにも関わらず苦しそうにしている動物の姿。
動物のことで精神的に参っている飼い主の姿。
動物の保護活動や殺処分を食い止める活動って、本当にいろいろな面で存在していて、どれがいい悪いとかではなく、どの活動も大事な構成要素なんだと思っています。
その中で自分が自分の精神や体力、資金面で力尽きず、かつ情熱をもってやっていけることを突き詰めて考えたとき、このトナリノの目標ができました。
家庭内での動物と人との相互理解を促進し、動物のQOLを上げること。
もちろん私にできることはちっぽけなんだけれども、それでも今できることをやり続けることが大事かなと思う今日この頃。
これまでの人生で経験したこと、学んだことをトナリノという活動で社会へ還元して参ります。
今回は我が我がなコラムになっちゃいましたが、新しくトナリノに興味を持たれた方々も含め、私の想いをお伝えさせて頂きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨