お灸をすると何がどうなるの?

皆さんこんばんは!トナリノの野原です。

今回はトナリノコラム第13弾をお届け致します!

目次

お知らせ

①5月下旬以降、現時点で開催決定しているソフトレーザー/棒灸の体験会です。
どんどん暑くなってきているのでお灸の登場は少なくなりそうです。

★5月28日(土)
★6月25日(土)
阪急塚口駅近く「ぷちぷちアンサンブル」さんにて

詳細はぷちぷちさん、またはトナリノまでお問い合わせください!

②6月より屋号がTHP-NoharAからトナリノに変更となります!
こちらは本当、お知らせまで^^

お灸って何?

お灸とは、ヨモギの産毛部分を精製して作った艾(もぐさ)を皮膚上で燃やす伝統療法です。
病気の治療としても使われますし、健康維持や未病へのアプローチとしても使われています。

お灸の種類は、皮膚の上に台座を置きその上の艾に火をつける台座灸や棒状に形成したお灸を使う棒灸など、対象や部位、目的によって様々あります。
中には直接皮膚の上で燃やす有痕灸というものもあるみたいですが、私は人間用でもまだ拝見したことはありません。

私は動物に対して棒灸を皮膚に近づけて温めたり、温灸筒を使用してコロコロとローラーするタイプを使用しています。

これをコロコロして使います

お灸は熱くないの?

艾は精製具合によって品質が変わり、それでお値段も随分変わってくるようです。
すごく熱くなると思われがちですが、実際は百数十℃ほどまでしかならず、上質な艾だと皮膚の表面は60~80℃ほどになるようです。

じんわり温め、しばらく長続きする。それがお灸です。

お灸をすると何がどうなるの?

お灸をすると、温熱刺激によって血管が拡張し、溜まっていた老廃物や炎症物質などが流れていきやすくなります。
血管拡張に伴い、近くを走る神経系の活性化にも繋がります。
ある研究によると、お灸をすることで赤色骨髄での血液産生量が10%アップするということです(ドイツにて)。

また、艾の芳香成分が嗅覚刺激となり脳のストレスを司る部分に直接作用し、リラックス効果、炎症抑制や鎮痛効果も期待できるそうです。

あとは免疫細胞の活性化、自律神経系の調整、筋肉のコリの解消など、嬉しいことがいっぱいです!

むやみやたらにはNG

対人「治療」だとお灸はきゅう師でないとしてはいけませんが、ご自身でセルフケアとしてはOKです。
だからといって好き勝手やってたら逆効果の場合がありますので、セルフケアにおいても詳しい専門家に聞きながらになりますね。

動物に関しては「治療」行為でなければ獣医師法に反してはいません(あくまで現状)。
もちろん飼い主さんがおうちでご自身の動物さんにすることもOKです。が、こちらに関してもお灸NGの場合や、今のこの子の状態ではお灸は決してオススメできないという場合もありますので、こちらもお灸に詳しい獣医さんや専門の方へ聞きながら行う方が良いです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

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