トナリノのロゴが完成しました!

こんにちは!ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。

ご報告に先行してHP上に表記しておりましたが、先日とうとうトナリノのロゴが完成しました!

今日はそちらのご報告を兼ねて、こちらのロゴの意味をご紹介させて頂きます。

目次

ご協力頂いたデザイナーさん

今回ロゴのデザインを依頼させて頂いたデザイナーさんはベルリン時代のお知り合いである川野ちひろさんで、日本に本帰国後はまだお会いできていないものの、こちらからの唐突なお願いを快く受け入れてくださいました。

ちひろさんが快諾してくださった理由について、このようにおっしゃってくださっています。

デザイン依頼を引き受けてくださった理由

“わたし自身、4年半ほどドイツに住んでいたことがあります。そのなかで印象的だったのは、人間と動物が共に暮らしていることでした。愛犬と電車で出勤し、テラス席で一緒にランチを食べることができる。また、公園では野生のうさぎがぴょんぴょん跳ねているのに、野良猫がいないのも驚きでした(建物の中庭で、家を抜け出したらしい猫には何度かあったことがありますが)。

そんなドイツで出会ったまりかちゃんから、在独中に学んだ動物自然療法の知識を活かして「犬や猫、そしてそれを飼う人の支えになれるサービスをつくりたい」という話を聞き、いち愛猫家として、またデザイナーとしてなにかお手伝いできればというのが事の発端でした。”

ちひろさん、本当にありがとうございます!!

こちらの写真は川野の愛猫さん。私に無理やり抱っこされてる感半端ないです^^;

私がロゴに抱いた想い

トナリノロゴのポイントは、まずなんといってもオレンジのカラー。
こちらはTHP-NoharAとして活動を始めるときからメインカラーをオレンジとして設定しておりました。

温かい色合いで明るくて、動物との共存・共生にぴったりなイメージカラーだと私は考えているのですが、オレンジ色はなんと一部のセラピー領域では癌細胞の転移抑制に有効だという研究結果も出ているそうです。

有効性に関してはまだまだ検証されるべき段階ではありますが、非常に厄介な病気である癌にも対応できる、とても力強い色なのです。

お伝えしている通り、トナリノのサービスは基本をメール相談のサブスクリプションとさせて頂いております。
普段は目の前で面と向かってお話する機会はないものの、メールというオンラインツールを通して常に繋がっています。

動物との生活において、「なんでだろう?」という疑問や、「どうしよう!」という不安を抱いたときはもちろん、「こんなに嬉しいことがあった!」「こういうことができるようになった!」という喜びを誰かと共有したいときに、いつでもトナリノはあなたの隣にいます。

以下、ちひろさんよりロゴの説明を頂きました。

ロゴの意味

“トナリノのマークは、3本の線が細い線でつながっているシルエットです。太い線は「犬or猫」「飼い主」そして「THP_NoharA」の三者をあらわしており、それらがほどよい距離を保ちながら糸のような細い線でつながっています。

古代から人間とともに暮らしてきた犬猫は甲骨文字にも登場し、それらは頭に「前足、後足、しっぽ」をあらわす線が書かれただけのとてもシンプルなものでした。きっと、動物と共に暮らしていた当時の人は、削ぎ落とされたシンプルな線の描写でも犬猫の形や手触り、その愛らしさを十分にイメージすることができたのだろうと思います。

その、各々が一番身近な犬猫を自分のなかでイメージする様子がなんだかとても素敵だなと感じ、抽象的なデザインを提案することにしました。”

なんと!甲骨文字が関連してるなんて・・・!!

・・・すごないですか?(ただの自慢w)

とっても奥深いロゴなのですね~!

ペットのサービスとわからないシルエット

さて、私がこのロゴをとても素敵だと思うところは、ぱっと見では動物を飼っている方向けのサービスとは分からないところです。

「え?そこですか??」
と思われる方もいるかもしれませんが(笑)

私にとってそこはとっても大事なことなのです。

私は自他共に認める”動物好き”ではありますが、動物を取り巻く現代社会の問題って動物好きだけが注目すべき問題ではないと思うのです。

犬猫の殺処分の問題。

動物好きだけが心を痛めるような問題なのでしょうか?

畜産動物の福祉の問題。

動物好き以外は肉を食べないのでしょうか?
私もお肉を食べています。

福祉の観点で問題となるのは、畜産利用される動物たちのQOLや屠殺時の扱い。
これは動物好きだけが関心を寄せるべきものでなく、人間という”高等動物”と呼ばれる動物だけが持っているとされる倫理観の問題です。

実験・毛皮動物の問題。

薬やワクチン、私たちの病気治療に貢献しているのはもっぱら動物です。

毛皮ってどのように作られるかご存じですか?

はたまた、化粧が目に入っても洗い流せば大丈夫なレベルを判定するために、ありえない量に濃縮された液を目につっこまれ、洗い流すこともされない動物たちの存在を知っていますか?
そのような化粧品の実験の必要性に疑問を抱きませんか?

その他まだまだありますが、ここで言いたいのは、動物って私たちの生活に必須であり、あえて嫌な言い方しますが、その「生活必需品」に関心がないのはなぜなのでしょうか?

やはり動物を取り巻く問題って、社会が無関心であってはならない問題なんです。

でもね、そんなことを訴えようと・・・。
分かっています。

社会は往々にして無関心です。

それでもそのような想いを持って私は活動していきたい。

なので「動物」を全面に出したロゴでなく、「なんのロゴなんだろう?」と関心を寄せて頂けるようなロゴになったことが本当に嬉しいのです。

皆さんに親しまれるロゴになるよう大事にしながら、これからトナリノを運営して参ります!

本日もご訪問頂きありがとうございました!

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